番   号

 (No. 226) 通番:189.1

会 社 名

 NFI

件   名
 熊取事業所 ウラン物性分析用の白金製試料皿等の所在不明について
発 生 日
 2013-12-10
場   所
 第2加工棟分析室
登 録 日
 2013-12-11
概   要
12月10日(火)夕刻、弊社熊取事業所の第1種管理区域(汚染のおそれのある区域)内にある分析室において、ウランの物性分析に用いる白金製試料皿及びルツボ(以下「試料皿等」という)合計40個が所在不明であることが判明しました。

関係者への聞き取りやビデオの映像等により調査いたしましたが、当該試料皿等の所在を確認できませんでした。このため、盗難の可能性も含めて、昨日(12月10日)、泉佐野警察署に通報しました。現在、被害届の提出を準備中です。

なお、所在不明の試料皿等40個のうち、20個は実際にウラン物性分析に使用した実績があります(残り20個は使用実績なし)。しかし、物性分析使用後の試料皿等は、手順に従い、使用の度に、硝酸及び重曹を用いてウランを除去し、乾燥器内で汚染のない状態で保管しており、実際にも、調査の結果、所在不明を免れた物性分析使用実績のある試料皿等全てについて、汚染のないことが確認できました。以上より、物性分析使用実績のある所在不明の20個の試料皿等についても、汚染のおそれはないものと考えております。

今後については、弊社の不適合・是正措置基準に基づき、当該物品の所在不明の原因を調査、検討するとともに、再発防止のための対策を検討、計画し、実行してまいります。
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