番   号

 (No. 333) 通番:292.1

会 社 名

 GNF-J

件   名
 防火扉の不適切な管理に係る保安規定違反について(2020/02/05)
発 生 日
 2019-07-26
場   所
 事業所内全域
登 録 日
 2021-06-26
概   要
当社は、第1種管理区域(※1)内における可燃物管理状況について一斉状況確認を実施したところ、3ヶ所の随時閉鎖式防火扉(※2)が、くさびを差し込む方式のドアストッパーで固定(※3)されている状態を発見し、直ちに除去しました。 その後、上記不適合に対して、全社に周知していたにも関わらず、非管理区域の常時閉鎖式防火扉1ヶ所がドアストッパーで固定され、開放されている状態を発見しました。
本事象に対し、原子力規制庁による令和元年度第3回保安検査において、安全機能を有する設備の巡視・点検に対する問題点が確認され、令和2年2月5日の原子力規制委員会にて保安規定違反(監視)と判定されました。
本事象による放射性物質の漏洩・放出はなく、周辺環境及び作業者への影響はありませんでしたが、防火設備の管理活動が不十分であったことを重く受け止めて反省し、安全最優先の方針に基づいて、再発防止に努めて参ります。

※1 ウランを非密封で取り扱う区域。
※2 平常時は開放状態で用い、火災時のみ自動で閉鎖する機能を持つ防火扉。
※3 防火扉がドアストッパーにより固定されると、火災発生時に閉止できず、安全機能を発揮できない状態となります。
*NO.321(発生日の訂正)
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