番   号

 (No. 25) 通番:16.2

会 社 名

 MNF

件   名
 下限温度維持インターロック作動の件(続報)
発 生 日
 2007-05-31
場   所
 焙焼還元設備ロータリーキルン
登 録 日
 2007-06-13
概   要
平成19年5月31日4時54分頃、転換工場の第1系列の焙焼還元設備ロータリーキルン(注1)において、 温度記録の下限温度インターロック(注2)が作動した。 ロータリーキルンは、8ゾーンの温度領域に分割し温度制御している。 この第1ゾーン(原料供給側)の温度記録に一時的な変動が発生した。 調査したところ温度記録計内部品の接触不良による誤作動であると推定されました。 再発防止として、温度計測・制御系の劣化等の早期検知対策(注3) を実施するとともに不良と推定された当該部品を予備品と交換し動作確認後、再立ち上げを実施しました。
当該事象による周辺環境への影響、作業者の怪我等はありません。

(注1)
ロータリーキルンは、ADU(重ウラン酸アンモニウム)を焙焼還元し、UO2粉末を製造する設備です。
(注2)
下限温度維持インターロックは、UO2粉末を所定の含水率を管理するためロータリーキルン内の温度が所定の温度(510℃) 以下になったときに、上流側の原料粉末フィーダーを停止する機能です。
(注3)
早期検知対策とは、温度記録計の変化率警報を使用した誤計測の監視機能の追加及び温度計測系と制御系に温度管理幅を設定し監視強化するものです。
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