番 号 |
(No. 71) 通番:49.2 |
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会 社 名 |
MNF |
件 名 |
送排風機の起動停止インターロック作動について (続報) |
発 生 日 |
2009-01-07 |
場 所 |
転換工場 |
登 録 日 |
2009-03-04 |
概 要 |
1.事象概要 平成21年1月7日(水)9時7分頃、転換工場の転換加工室用として複数台ある排風機のうち1台が通常運転中に停止しました。 第1種管理区域の負圧を維持するための排風機が停止した場合には、給気用の送風機を停止するインターロックが設けられており、 当該排風機の停止により当該インターロックが作動しました。 (事象発生場所を添付1の工場配置図に示します。また、当該のインターロックを添付2の工場排気系統図に示します。) 当該事象発生後も負圧は安定的に維持されており、9時33分に当該排風機を再起動しました。 なお、当該事象による放射性物質の漏洩・放出はなく、周辺環境及び作業者への影響もありませんでした。 2.原因究明 事象発生後に当該排風機を点検した結果、電気系・駆動系には異常がありませんでしたが、運転監視装置の記録を確認した結果、 運転監視装置に故障信号(ブレーカ、又はサーマルリレーの作動を検知した場合に出る信号)が入ったために、制御系から当該排風機へ停止信号が出され、 当該排風機が停止すると共に、インターロックが作動したことが確認されました。 添付3に、当該送排風機に係る監視制御系統図を示します。 実際にはブレーカ、又はサーマルリレーは作動しておらず、なぜ故障信号が発生したかについて、要因分析を行いました。 その結果、現場動力制御盤に使用されているI/Oユニットの不良(内部部品の一時的な動作異常により誤った故障信号を出したこと)が発生原因であると推定されました。 3.再発防止対策 原因究明の結果、I/Oユニットの不良が原因であると推定されることから、当該I/Oユニットを予備品と交換しました。その後、問題なく当該排風機は運転を継続しています。 |
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